大好きなピアニスト、小島良喜さんの動画を探していて見つけたこの動画。
歌が始まったとたん、もっていかれてしまった。
今度このメンバーでライブがあったら、ぜひとも行こうと思っていた矢先に
倒れてしまわれました。
亡くなられて、もう二年になるんですね。
故・桑名正博さん 10月26日が命日です。
天国でもガンガン歌って下さい!
『Lime Light』
↓は別のメンバーですが、これも最高にかっこいい!
『生きてるうちが花なんだぜ』
- 2014/10/25(土) 02:15:57|
- 聴いてる(ライブレポ他)
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東京ジャズ6日の昼の部に行ってきました。
三組見られたけど、やっぱり僕には、
上原ひろみとミシェル・カミロのデュオが最高に楽しかったです。
特に上原ひろみは、キレキレで、カミロが何をやっても瞬時に反応。
1時間の間、1回も、0.1秒たりとも迷わなかったんじゃないかと思うほど。
素晴らしいインスピレーションと膨大な引き出しが
瞬時に結びついて、あらゆる雰囲気を変幻自在にあやつる。
前から凄かったが、凄い+素晴らしく感じた。
そして、見た感じですが、演奏中は足のつま先から、頭のてっぺんまで
気がみなぎってる感じがいいですね~。
曲目・・・おぼろげな記憶です(笑)
1曲目は、St.Thomasに似たカミロのオリジナル「Tropical Jam」
続いて、「Caravan」
そしてどちらかのオリジナルらしき曲が2曲(バラードとラテン)ほど続き、
ラストに「Billies Bounce」
アンコールは、あまり聴きなじみのない曲でしたが、
「Freddie Freeloader」を5拍子にしてやっていたのかな。
二人とも5拍子でよくあんなに伸び伸びと弾きまくれるもんだ(笑)。
★映像★別のジャズフェスでのもの。
「Tropical Jam」 長いイントロからテーマまで、のみ。 「Caravan」
- 2014/09/07(日) 09:04:45|
- 聴いてる(ライブレポ他)
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5/9、キースジャレット・トリオのコンサートに
行ってきました。
昨年、ソロコンサートには行きましたが、
トリオは、20年ぶり2回目。
オーチャードホールで、前から15列目くらい。
ピアノの音は良いとは思えなかったけれど、
演奏する姿は良く見えました。
しゃれたイントロやエンディングは一切なし。
カウントではじめるか、あるいはキースが
いきなりテーマのメロディを弾き始め、
二人はそれを聞いて途中から入ってくる。
ソロの順番や長さなども、気のむくままで、
長く一緒にやってきた三人が、変幻自在に
音楽をつむぎだしていく様子を楽しむこと
ができました。
具体的にどんな曲をどんな風に演奏した
というようなことは、たぶん多くの方が
書かれると思いますので、違う角度から
、、、というか、僕の興味の強い方向で
ということですが、、、書いてみます。
キースの演奏フォーム、良く知られたとおり
ずいぶん動きますが、どの瞬間も、穴の開く
ほど見つめて、目に焼き付けて参りました。
ソロで見ているときは、彼のフォームと僕の
フォームとは全くつながらなかったのだけど、
トリオでの演奏フォームは、僕が今やろうと
しているフォームとつながりを感じました。
肘の位置とか足幅とか。
かなり動くのに、足幅がいつも狭いというのは、
ジャズピアニストとしては珍しいような気が
する。
ちなみに、イスに座っているとき、膝の幅は
こぶし3/4ほどの幅にしておくと、上半身が
うまく使えるそうで、男性にとって、これは
やや狭い幅だが、キースは見事にその通り。
ノリノリのジャズでは使わない、ソフトペダル
(左足で踏む)だけど、キースの場合は時々
使うみたいだから、その影響なのか、あるいは
それとは別に、寄せておく意識があるのか。
トレードマークのうなり声も聞こえなかった
し、若い頃と比べると動きはだいぶ控えめに
なっている印象。
逆に僕はこれからどんどん動くようになって
いくだろうから、今のキースくらいの年に
なったら、(68歳だそうです)僕もあんな
フォームで弾いているかも。
演奏内容はともかく、フォームだけは(笑)
話はいったん変わって、僕の教室でのこと。
他の先生のところでレッスンを受けた人が、
僕のところに習いにくると、左足で2拍4拍
を踏んでリズムをとっている人がよくいます。
それが軽やかにできていればいいのですが、
ぎこちないのに一生懸命やっていると、演奏
に差し支えるので、表拍も含めて4拍で踏んで
もらったり、あるいは、歩くときのように
右左交互に踏んでもらったりします。
右左交互というのは、殆ど誰もやっていない
し、あまりかっこよく見えないのでお薦め
しづらかったのだけど、なんとキースが
それをやっていた!
でもキースがやると自然なんだね。
たぶん動きに注目してなければ、キースが
それをやっていることすら気がつかないん
じゃなかろうか。
あと面白かったのは、3人の体つきがよく似て
いたこと!
元々・・ではないよね?
キースは心身ともに色々なワークをやっている
ようだし、三人であれこれ研究しながら、
体作りをしてるのかな?
それとも30年一緒に音楽をやっているうちに
似てきたのだろうか?
だとしたらとっても面白い。
三人とも素晴らしく緩んでいて、やせていて、
特に手が細長くて、頭部がかなり前。
まあ、頭部がかなり前なのは、加齢による
のかな。
緩んでいたとは言っても、あいさつで三人が
並んでたったとき、
ベースのゲイリー・ピーコックは右肩上がり
ドラムのジャック・デジョネットは左肩上がり
キースはほぼ同じ高さ。
演奏時に腕の位置が高い方とは逆の肩が上がっている!?
演奏シーンを思い浮かべて考えると、演奏時
に、あまり腕の高さを動かさない側の肩が高
くなるということかなと推測。
素敵な演奏、良いコンサートでした。
刺激にもなりました。
僕も頑張ります。
- 2013/05/10(金) 12:33:48|
- 聴いてる(ライブレポ他)
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ちょこちょこ書いてたら年が明けてだいぶ日が経ってしまいました。
マイケルジャクソンが亡くなってから、また彼のを聞いていることが、
とても多いのですが(脳を目覚めさせる刺激になるという理由が大きい)、
以下はマイケル以外から。
☆まず特によく聴いた渋めのCDを数枚。
『Two Men With The Blues』Wynton Marsalis Willie Nelson
カントリーの大御所歌手 Willie Nelsonが、Wynton Marsalisら
ジャズのミュージシャンと共演して、スタンダードジャズを
歌ったアルバム。渋いだみ声が好きなこともあるし、控えめ
な歌い方に飽きがこともあるのか、よく聴いたアルバム。
Stardust , Georgia On My Mind ,Basin Street Bluesなど。
『St.James Infirmary』Skinny Williams and Erwin Helfer(Ts and P)
古いジャズやブルースのスタンダードを、渋いテナーと、
ストライドなど、やはり古いスタイルのピアノのデュオ。
凝ったアレンジも、派手な音色も全然ないけれど、それ
ぞれ存在感のある音で、味わいある音楽に仕上がってい
ると思います。「セントジェームス病院」「Truble In Mind」
といった元々渋い曲はもちろん、「星に願いを」
「Honeysuckle Rose」なども良い味だしています。
↑と↓の二枚は、たぶんamazonでも売って無くて、
京都のapple jamさん(訂正しました)のHPで詳しい
紹介文を読んで購入しました。この手の音楽が好きな
人にはお勧めのお店です。
『Soulful Sounds』Geraldine and Donald Gay
男Vo, P, B, Ds.
ゴスペルといってもみんなで声を張り上げるスタイルではなく
ひとりでブルースをつらつらと歌うような地味な雰囲気。
これもダミ声でルーズに歌っている渋さがお気に入り。
『Blues on Broadway』Ruth Brown
『How Blue Can You Get』Linda Hopkins
ルース・ブラウンと、リンダ・ホプキンスは、ミュージカル
Black And Blueを見て以来、ずっとCDを探していましたが、
亡くなられてからようやく発売されるようになりました。
ブルースだらけです!
一番のお気に入り曲は、ルース・ブラウンの
「Nobody Knows You When You're Down And Out」
身悶えしながら聴いてます(笑)
『Hill Country Hoodoo』Jake Leg Stompers
楽しいジャグバンド!
ジャグ:1920年代、びん、モップ、バケツ、洗濯板など
日用品を使ってジャズ風の音楽をやった楽しい音楽。
☆以下、いわゆるジャズミュージシャンのCDを数枚。
『Live At The House of Tribes』Wynton Marsalis
始めから終わりまで、熱さもスピード感もあって、
素晴らしいライブ盤。ウイントン・マルサリスは
好きじゃないという人もこれなら気に入るのでは。
『Sketches Of MD Live At The Iridium』Kenny Garrett
ケニーギャレットのライブ。終わり二曲、ファンクに
ノって吠えるサックスが熱くかっこいい!
『A Swinging Rendezvous』Jan Lundgren
バップ~ハードバップ期のピアニストの人気曲が
かっこよく演奏されています。音も良いです。
『Noir』 Dani Nello
ハーレムノクターンをやったり、ムードテナー的
でもあるけど、古いジャズにあったようなアレンジを
結構かっこよく再現した演奏で楽しい。
☆ゆったりと静かな夜を・・・。
『Sweet Ballads』Sweet Jazz Trio
コルネット、ギター、ベースのトリオ。
ひたすら優しく穏やかで温かい演奏で、
寝るときに最もよく聴いたCD。
『Everything Happens To Me』Lasse Tornqvist and Jan Lundgren
コルネットとピアノのデュオ
優しい音の中に、ちょっと切なさも混ざった感じ。
「枯葉」も入っているし、秋にはぴったり。
『Jasmine』Keith Jarrett / Charie Haden
デュオといえば、これを忘れちゃいけない。
静かで落ち着いた、味わい深いピアノとベース、
ベテラン2人のデュオです。これを含め、
キースの自宅スタジオ録音の音は好きだなあ。
チャーリー・ヘイデンといえば、、、よく聴いて
いた時期は少し前ですが『Nocturne』が最高に
素晴らしいです。
夏の夜はこれや、同じチャーリー・ヘイデンの
『Land Of The Sun』をかけて寝ていました。
☆歌とピアノのデュオ3枚+1枚
『Together Again』Karin Krog & Steve Kuhn
きれいな声だけれど、ちょっとだけけだるくブルージーな
感じがあって、好きな雰囲気。
『House Concert』Karin Krog & Dave Frishberg
穏やかで温かい2人のコンサート
『Wher Is Love』Irene Kral
うまいってこういうことをいうんだろうな。
一言一言、とことんきれいに澄んだ声、そしてピアノ。
脳を静めたい時に・・・。
『Me and Phill』 Blossom Dearie
ピアノの弾き語り+ベーシスト
とても可愛い声だけれど、録音の仕方もあるのか、
全体に澄んだクールな雰囲気があります。
『Nude Voice』南佳孝
「Night And Day」「The Gift」などのスタンダード。
彼の声ととっても似合いますし、アレンジも素敵です。
昔からファンである小田和正の『どーも』
今作はまた良い曲が多いです。特にバラードは・・・。
他では、時期的にちょっと前になるけど、
DVD『男唄』木村充揮 近藤房之助
これはもう、大好き。
ダミ声×しゃがれ声で男を歌う。
最高です(笑)
20代の頃と比べると、ずいぶん穏やかなものが増えてきました。
あのころだったら、たいくつするものが、心落ち着く素敵な音楽に
聞こえてきたりして、なんだか不思議です。
- 2013/02/01(金) 01:14:06|
- 聴いてる(ライブレポ他)
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