Swingyの音楽日記

ジャズピアノの演奏・レッスンと、それに関わる身体動作について研究・練習していることなど

お薦め電子ピアノ

これからレッスンをやる方向けの、初めの一台として、
比較的廉価なものを中心に比較検討しました。

その結果、メーカーの違いよりも、
価格による違いの方が大きいと思いました。

・スタンドのないもの(あるいは別売り)4万5千-8万円
・スタンドのあるもの 12万-18万円
あたりがお薦め価格帯です。


<キーボードタイプ>
(10kg以上ありますが、なんとか持ち運び可能)

☆ヤマハ P125
・5万円 7W×2 12kg
・メトロノーム&リズムマシン内蔵 ・録音可能
 この価格帯ではとても良いタッチ。
 ただし、専用スタンドと専用ペダルが別売りで計2万円
https://www.yamaha.com/ja/news_release/2018/18051002/

☆ローランド FP-60  
・13万円(訂正しました) 13W×2 19kg
・メトロノーム内蔵 ・録音可能
 ある程度良いもので、家でも練習に使い、
 ライブ等で持ち運びもしたいのならこれ。
 家では、別売り(1万4千円)でペダルの固定
 されたスタンドを使用することになります。
 スマホと連動してリズムマシン等様々なことができるらしい。
https://www.roland.com/jp/products/fp-60/

※ ヤマハ、ローランド、カワイあたりが無難なところ。
使い方、好みとあえば、コルグもOK!
クラシックやジャズなど、レッスンを受けて地道に
練習をするという使い方ではなく、一人で色々と
遊びたいのなら機能豊富なカシオが良いでしょう。



<据え置きタイプ>
専用スタンドとの一体型。
ほとんど40kg以上なので、持ち運びは難しい。
スピーカーの位置やサイズも工夫できて、より良い音にできる。

★ローランド HP601 
・14万円  14W×2 50kg
・メトロノーム内蔵 ・録音可能
 スタンド一体型 機能は十分。
 自宅練習、ヘッドホン中心ならこれでOK!
https://www.roland.com/jp/products/hp601/

★ローランド HP603 
・17万円  30W×2 50kg
・メトロノーム内蔵 ・録音可能
音を十分出せる環境にあるのなら、豊かな響きのするこれがお薦め。
調律するかのごとく、音色・響きを微妙に自在にコントロールできる。
https://www.roland.com/jp/products/hp603/

※お好みで、YAMAHAやKAWAIもOK!


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  1. 2018/09/07(金) 11:17:00|
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『八重子のハミング』

映画『八重子のハミング』観てきました。夫のガンにショックを受けたのか、妻が若年性アルツアイマーになってしまいます。それから12年間の介護生活。とても大変な中にも精一杯の愛情が注がれていて、観ていてたくさん泣きましたが後味はとてもよかったです。

そうそう、タイトルにハミングという言葉が使われているとおり、歌う場面がたくさん出てきます。記憶がほとんど無くなっても、昔好きだった歌は、どこかで覚えていて、歌詞もメロディもちゃんと出てこなくても、一緒に歌おうとするんです。食事やトイレを嫌がっているときでも、好きな歌を歌ってあげると急に積極的になったり。歌の力、歌の素晴らしさを感じることができました。 

東京は6/2まで。


『八重子のハミング

 公式ページ

http://yaeko-humming.jp/

  1. 2017/06/01(木) 21:51:00|
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夏の記憶・・・

というか、写真を撮ったもののアップしなかったものを今更ながら・・・

風鈴たち


↑、神保町の交差点の風鈴たち

↓、神保町で見つけたブックカフェ。ジャズ詩大全が揃っていました。
全20巻+1だったかな。その昔、図書館で1冊読んだような記憶が。
そしてまた今回もまた初めてように1巻を読みました。
また20年後くらいに、初めてのように1巻を読むのでしょうか(笑)

ブックカフェ


特にこのことで、というわけでもありませんが、
日々、凄い速さで変わっていっていると感じている部分もあるのだけれど、
ふとしたことで、全然変わっていないようにも感じることもあります。
  1. 2014/09/24(水) 01:39:16|
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雪は何センチ?

2月、二度目の雪が降ったとき、天気予報では

「5cm程度」「積もりにくい雪質」

と言っていたのですっかり安心してしまった。
結果、25cmだった。

ただし、「夕方までに5cm程度」と言っていたので、
もしかしたら、夕方までに降ったのは5cm程度で、
そこから先は、もっと後に降ったのかもしれないが。

ただ、この時、僕が思い出したのは、
岩手県の被災地で聞いた話だ。

はじめの警報では、
津波は5mと言っていた。
その後、7m、10mと変更されたが、
すでに停電になっていて、
多くの人がそれを聞けなかった。

結局、地形の影響もあって15m、20m、
あるいはそれ以上のの津波が来てしまったのは
ご存知の通り。

その話を聞いていたのに、やっぱり
「5cm」と聞いて、「5cmか」と思ってしまったことが
ショックだった。

雪が降ること、津波が来ること自体は
当たったのだから、その先の数字は、
当てにせず、警戒しなくてはいけないんだなと
改めて思った雪の日でした。
  1. 2014/03/13(木) 10:26:34|
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この日の学校  東京

「この日の学校」  
話題の数学者、改め、独立研究者森田さんの講座
+甲野善紀さんとの対談

前から興味があったのですが、東京で行われる機会が
なかなかなく、昨日、ようやく行ってきました。

森田さん、まだ20代なのですが、かなり幅広い分野での
最先端の色々な研究・発見をご存知で、その中から
彼がとても面白いと感じたものを、わかりやすく
説明してくれました。

コンピューターの中で、仮想的に生き物を作っていく
ような実験。そのとき、どんなプログラムをすると
その仮想生物がどんな風に成長するか。

コンピューターチップ自体を成長させていく実験と
その不思議な結果・・・人が見て、いらないと思っ
たものを使って成長している。できあがったうち、
使われていない部分であっても、それを排除すると
作動しない。

などなど。

動物実験ならともかく、コンピューターでそんな
ことがあるのですね。


そうそう、この日の後半では、武術家の甲野善紀さん
との対談があったのですが、森田さんと甲野さんの
出会いの話が面白かったです。

中学に入ったころ、学ぶ意欲に燃えていた森田少年は
学校の先生に色々と素朴な疑問をぶつけました。
「重力って何ですか?」等々。
しかし、どの先生も、はっきり答えてくれず、
「大学で勉強する頃分かるよ。」「そんなこと分から
なくても公式だけ覚えておけば大丈夫だよ。」
と逃げの一手。森田少年も意欲をなくしかけました。

そして中学二年生になったときに、特別講座で
甲野先生がやってきたそうです。

凄い技を見て、感激して・・・ということかと
思ったら、さにあらず。

甲野さんが、生徒で一番大柄で強そうな人を選んで
技をかけようとしたところ、(今なら起こりえない
でしょうが)うまくかからなかった。

そのとき、甲野さんは、言い訳をするのではなく、
その場であれこれ、技の研究を始め、2時間の講座
のはずが4時間にもなった。

森田少年は、これまでの大人と違うその真剣な態度
に心をうたれ、再び意欲を取り戻し、東大にも入り、
現在も日々研究に打ち込んでいるのだそうです。


再び講義の内容に戻りまして、以下は、今回のテーマ
である、「学問は情緒である」ということに関連した
ことを抜き出してみました。


「Mind leaks out of the brain.」 Andy Clark
心は、脳を飛び出していく。

「頭で学問をするものだという一般の観念に対して
私は本当は情緒が中心になっていると言いたい。」
岡潔(数学者)

との言葉を取り上げて、森田さんの解説、、、

俳句にみられるように、日本人にとっては情景と心情、
環境と心は一体化し、混ざっている。

数学もあるところから先、頭ではできない。
自然と一体になって、いつかひらめく時が来る。

森田さんも、東京から京都の山の方に移り住み、
自然の中に入いり、ゆったりした時間の中で、
自然とともに生きていることを感じながら考えて
いるとのこと。


「学べば学ぶほど、未知なものは増えていくが、
それがまた面白く、興味はつきない。」

「コンピューターにはできない、創造的な間違いをしたい。」

森田さんの記事

森田真生HP


  1. 2013/04/05(金) 13:23:50|
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