デキシーランドジャズなど、かなり昔のジャズを中心にやっている
バンドが4つでていたのですが、ブラス中心のバンド、ギター3本+
ベースのバンド、ボーカルが3人のバンドなど、それぞれカラーが
全然違っていましたし、普段聴かないタイプの演奏もあって新鮮でした。
それはよかったのですが、お誘い下さった方の出るバンドのピアニスト
が遅れていて・・・そうです・・・いきなり弾くことに(笑)。
曲は、僕が知っていそうな曲を選んで下さいました。
When You're Smiling
とりあえず、テンポを伺って、イントロを弾く。
曲は、2ビートをしっかり出せばいいだろうと、2拍4拍だけ弾いて、
あとは慣れてきてからおかずをちらちらと。
ついで、
Georgia On My Mind
これはいつも弾いているから大丈夫だろうと思ってしまったのが失敗。
いつもの調子でイントロを出してしまったが・・・そうだ、スイング
以前のスタイルでは、あまり遅くしないんだった。
あくまで軽やかに踊れるテンポでなくては、と思ったが、ライブの場
なので、弾き直さずそのままやって頂いた。
ドラマーさんは、とても倍テンにもっていきたそうだったので、僕も
それとなくそういうノリしたが、なんとも全体がまとまらない感じで
かなり妙な演奏だったのではなかろうか(笑)。
そしてBメロより僕にソロが回ってきた。ここだけでもガッツリ3連
でやろうと思ってやった。ドラムさんも3連に合わせてくれた。
ソロを終えるときには、倍テンに戻すつもりでいたのだが、8小節
やってAメロに戻ったところで、バンジョーさんがソロを取り始めた。
そうか、ピアノは8小節だけか・・・と思ったが、これまた後の
まつり、リズムを戻すタイミングがなく、そのままバンドの皆さん
にとって違和感たっぷりだったであろうガッツリした3連のまま
最後まで行くことになってしまった(笑)。
2曲やったところで、レギュラーピアニストさんがいらして、お役
ご免。なんとか無罪放免?
そして始まったアップテンポの曲、レギュラーピアニストさんの演奏は、
ストライド中心のエネルギッシュなもので、バンド全体もさっきより
ずっといきいきとスイングしたのでありました。
いやいや、思わぬ形でデキシーランドジャズ(になったのか?)初体験
でした(笑)
しかし、皆さん、たくさん話しかけて下さって、さらには一度も演奏
を聴いたことのない僕を参加させて下さって、とても楽しかったです。
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