Swingyの音楽日記

ジャズピアノの演奏・レッスンと、それに関わる身体動作について研究・練習していることなど

腰が入った!!その4

みぃさんはジャズボーカルをやっていて、僕の内輪ライブで
しばしば歌ってもらっています。

某健康法の講座でお会いした者どうしらしく、二人とも
スーパーだるい歴15年以上を誇ります(笑)

先日、久しぶりに 練習しに来てくれました。
まず、一曲「枯葉」。

みぃさん「音が全然違うね~! 別のピアノになったみたい!」

Swingy「そうだね、弾いていても全然違う。あんなに重く感じた
鍵盤が すっごく軽いんだ!」

みぃさん「しゃべってる声も違うよね。前よりストレートに届く」

Swingy「そう? たまに、よく響く声がでることもあるけど」

みぃさん「一緒にいるだけで、私の頭の回転まで速くなる感じ」

Swingy「?? そうかな、そんなとこまで違う?? 」
   「みぃさんも、今日は元気そうだね。」

みぃさん「うん、耳ツボダイエットの鍼やってもらうように
  なってから、調子いいの。今も置き鍼してるんだけど。」

Swingy「そうなんだ。よかったね!」
Swingy「ところで、この前あげたCDどうだった?」

みぃさん「あ、聞いたけど、なんかす~っと通り過ぎちゃった。」

Swingy「え?」
(そんなはずは・・・。みぃさんにはばっちり響くと思ったんだけどな。)
    
みぃさん「体調悪かったからかもしれない。」

そういえば、その前にあげたCDも、気に入ってもらえるはず
だったのに「知らないうちに終わってた」なんて言ってたな。

・・・そうか、僕が何から何まで変わったように見えた理由が
分かった。

半分は、僕が良くなって変わった。 もう半分は、みぃさんが、
調子良くなったから、感じ方が 変わったんだろうな。
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  1. 2010/06/29(火) 14:48:37|
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腰が入った! その3


整体のHJ先生のところに行ってきました。

Swingy「いつもより反って伸びをしたら、腰椎のどこかが、ゴクンと
入って、それからすごく元気になったというか、テンションあがっ
ちゃいました!」

先生「5番かな。」

Swingy「唾液も凄く出てるんです。」

先生「じゃ、4番ですね。」

Swingy「最近ずれて、それがまた入ったんでしょうか?
それとも、以前からずれていたんでしょうか?」

先生「以前から多少出てましたね。それがリミットになったところで、
自然にいつもと違った形で伸びをしたくなったのかもしれませんね。」

Swingyの心の内
(そんなに甘くないですよぉ。一生懸命腰を作ろうとしていたから
入ったんです! そういうことにしといて下さい(笑)
もちろん先生が、その緩めるか何かしておいて下さったおかげも大きい
と思いますが)

先生「(背中を触りながら)腰椎以外も、お体が全然違ってきてますよ。」

Swingy「そうでしょうね~。自分でも全然違う感じです(笑)」
   「体にも、心にも芯ができたような感じがするんですよ。」

先生「重心が下がったんですよ。集中力も続くし、瞑想も深まりますよ。」

ほ~、ぜひぜひそうありたい!
ところで、先生が、始めに5番でしょとおっしゃったということは、
5番も抜けてるってこと?
まだ入いる骨があって、もっと元気になれちゃうのかな??
楽しみだなぁ~!

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さらに2週間後、整体の時

先生「ずいぶん良いお体になってますね。Swingyさんくらいの年の
方に言うのはどうかと思うけど、若返りましたよ。」

Swingy「良かったです。もう70歳代の体なんじゃないかと
思ってたんで(笑)。」

先生「そんな(笑)。治りも早くなりますよ。」

Swingy「それはものすごくうれしいです!!」

(今まで、どこを痛めても治りが極端に遅かった。医者が1週間
といえば半年、半年と言えば10年かかった。)

先生「はい、今日はこれでよろしゅうございます。」

Swingy「どうもありがとうございました。こうしてまだ元気になる
可能性があることが分かっただけでも、本当によかったです。」

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今回ずっとテーマになっている腰椎4番と、「その1」で書いた
胸椎11番について、手持ちの本を色々調べてみました。

「食、性、睡眠」という本能に大変深く関わる骨だそうです。


<参考図書>

『呼吸入門』  齋藤孝    

「教育の根幹は息にあり。」
心をぶらさないためには、まず体をぶらさないことが必要なのです。
かつて日本にあった肚(ハラ)と腰の文化が、今、消えかかっている。

腰と肚の構えがしっかりすることで、肉体に力強さがみなぎり、
落ち着いてどっしりとした動きができる。
これは一つの身体的「技」であり、反復練習によって、身につけ
られるものです。

この腰や肚の据わった状態というのは、肚で深い息をすることに
よって可能になります。

腰肚文化を支えていたのは紛れもなく呼吸力なのです。

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『日本人力』 河野智聖  BABジャパン

日本人は、腰椎4番が大本の焦点です。4番は骨盤に関係します。
この乙盤に焦点が集まる状態を、日本人は「腰を入れる」とか
「丹田におとす」という表現で表していたのです。

腰椎4番に焦点を持ったままイスに座ると、腰が抜けて身体が
たるむのです。
それに対して床に正座をすると、身体が引き締まってきます。
西洋の人はイスに座ると腰が伸びるのですが、日本人はイスに
座ると腰が丸くなってしまうのです。

食事とのからみでいえば、最初から食べ過ぎの体勢になっています
から、いくらでも食べてしまいます。私の家庭では、食事は正座
です。

子供達の好きなこと、例えば、テレビでも、ゲームでも、腰が
入っているうちはOK.腰が落ちたら終わりと決めています。

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『骨盤にきく』~気持ちよく眠り 集中力を高める整体入門
          片山洋次郎  文春文庫

人間の本質的な集中力は骨盤から生まれます。頭がどう働くかは
骨盤の状態によって決まってしまうからです。

腰椎4番に弾力がつくと、骨盤から生まれる集中力が高まるうえ、
睡眠も深くなります。

毎日三時間の睡眠で平気というナポレオンのような人の腰を見ると、
みな腰椎四番に弾力があって力強く、骨盤上部が縮みやすい。

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『体運動の構造 二巻』 野口晴哉 全生社

<性>
胸椎11番さえしっかりしていれば、男は男らしく、女は女らしく
なる。

<食>
私は胸椎11番にあまり異常がないので、1週間食べなくても
平気なのです。しかしここの可動性が鈍い人は、1食抜いても
目が回る。

<老化>
腰椎の4番が左右どちらかに、歪みだしたら衰えの始まりです。
本当に衰えてくると、中にうずくまるように引っ込んで力がない。
さらにそれが衰えきると明瞭にとがって飛び出してくる。
腰椎4番というのは、大変興味のある処で、普通、弾力があって
出ているうちは、力のあることを示す。曲がる、引っ込む、
尖ってくる、そういう3段階があります。

<3番は自信、4番は行動>

3番がちゃんとしていて、自信があっても、4番が歪んでくると、
行動できないのです。4番が過敏なら自信がなくてもやってしまう。

明日になれば必ずやるといって、当日になってもできないという
のは、多くの場合、4番の動きの悪い場合であります。

しかし、4番の正常な人ほど残酷です。自分が耐えられるので、
人も耐えられると思ってしまうのです。

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  1. 2010/06/21(月) 16:57:17|
  2. 心と身体
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腰が入った!! その2

「腰が入った! その1」の続き
(すでに1ヶ月前のことになってしまっていますが)

整体を受けたあと、4日目くらいに元気になることが多いのだけど、
今回はならず。

なんとかしようと、足湯、アレクサンダ・テクニックの基本の動き、
太極気功十五勢などなど色々やるが、効果はぼちぼちまあまあって感じ。

無理してピアノを弾くと、また腰とか肘とか痛めるし困った。

今年は絶対、慢性の冷えとか腰痛とかなりたくない。
そしてそろそろ、しっかりした腰=体の要を作りたい。

しかもわがままなことに、硬くしたくないので、筋トレをせずに
丈夫な腰を作りたい(笑)。

春は骨盤をゆるめる時期だったが、5月からは引き締める時期。

2月におすすめしたハイハイが、結構腰に良さそうなので、時々
それをやったり、色々な角度に伸びをしたり、「ハッハッ」という
発声をして、下腹と腰をぐっと引き締めたり。

あるとき、いつもよりやや腰を反らす感じで伸びをしたら、
「ゴクっ」と腰骨がなった。

あ、今のいいかも。

背骨がボキっていうことはしょっちゅうあるけど、それより
「しっかり入った」感じ。

ところがところが「いいかも」どころではなく、これをきっかけに
なんだか急に元気になってきた! ジャジャジャーン。

抜けちゃってた腰が入ったみたい。

でも動きやすくなったとか、痛みがないとか、それだけじゃない。

驚くほど目覚めが良いし、なぜか唾液が凄く出る。
何だこりゃ?

・・・1週間後

良くも悪くも落ち着いてきたけど、腰はまだ入っている感じ。
だるさはあるけれど、歩くのに歯を食いしばる必要はなくなった(笑)。

体に一本芯が入った感じ。ちょっと膝曲げただけで、膝ががくがく
することもなく、とても安定している。
なんだ、どう立っても落ち着かなかったのは、腰椎4番がずれてた
せいだったのか。

心なしか、心にも芯が入ったような気がする。
むだに不安を感じないというか、だめならだめでしょうがない
じゃんみたいに開き直れる感じ。

思えば、目の手術後、動けなくなったときには、腰が抜けてた
状態だったろうし、もっと前からかもしれない。

アレクサンダーテクニックのレッスンに通っていた頃だけは
かなりよかったと思うけど・・・そういえば、小学6年の頃、
僕が長距離が得意だと知った、英語塾の先生(3000m障害の
選手だったらしい)が、

「君は腰が弱いから、フルマラソンじゃなくて、10000mを
やりなさい」と言っていたけれど、あのころには、もう腰が抜けて
いたのかもしれないな(笑)。

そのくらい、今回、この腰の入った感じ=腰があると認識できる
状態は、新鮮な感覚です。

あんなに色々苦労してやってきたのに、腰が一瞬ゴクンとなった
だけで全て解決するのか??

でもまぁ、解決したらうれしい。解決しておくれ(笑)

次回整体に行ったとき、僕の体にどんな変化が起きているのか、
先生に伺ってきたいと思います。


<参考図書>--------

(レビューでも紹介しているお薦めの本です。)

『骨盤にきく』~気持ちよく眠り 集中力を高める整体入門
             片山洋次郎    文春文庫

内容一部紹介 118ページより

「人はいろいろなことで思い煩ったり悩んだりするものですが、
このとき、腰椎2番と3番がくっついて硬くなっています。」
こうなると人は同じことを何度も繰り返し考えてしまう
「思考のループ状態」に陥る傾向があります。

どうにもならないことをわざわざ選んで、いつまでもぐるぐる
思い悩んでしまう。

腰椎2番と3番の間が硬くなると、胃腸、とくに胃から十二指腸
にかけて動きが悪くなります。この消化管の動きが脳の働きと
同期しているからです。

実際腰椎2番3番の間に弾力をつけて、十二指腸の動きがよくなると
頭もすっきりして気分が明るくなります。

(このときは3番が入ったのかなと思って書いたのですが、
実は4番でした。)
--------

ゲゲッ!
今、P96を見たら、胸椎11番のことを説明する文章に
「ボクシング」の防御の姿勢がどうのこうのって書いてある。

前回の整体のとき、先生が「今回は胸椎11番がうんぬん」
って言ってたんですよ。

そしてその翌朝の夢が、普段まったく見ることのない
「ボクシング」の夢だったのです・・・ちょっとできすぎじゃない???


◆上記の野口整体、アレクサンダー・テクニック、気功などは
 こちらで紹介しています。
http://web-box.jp/jazzpiano/body/index.html
  1. 2010/06/18(金) 00:34:46|
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10年越しのライブ

10年前からいつか聴きに行きたいとずっと思っていた、
黒岩静枝さんのライブに、ついに行くことができました!

なぜ10年もかかったかというと、黒岩さんは北海道で
お店をやっているとのことで、東京でのライブ情報を
見つけることができませんでした。

歌は、ジャズ、ボサノバ、ゴスペルなどを歌われました。
太く力強い声で、とっても好きなタイプ!
一方、ピアノの市川秀男さんは、とってもきれいな音で、
好対照でした。

スタンダードと言いつつ、知らない曲が多かったのですが
終盤は、Wave、ラバース・コンチェルト、この素晴らしき世界
と有名曲が並びました。
この素晴らしき世界での市川さんのイントロがにしびれました。
僕もよく弾く曲だけど、「うわ~、俺何やってんだろ!?」
って思ってしまいました(笑)。

そしてゴスペル風の「風に吹かれて」。
これが最高でした!

MCは最小限だったし、特別なことを言うわけではないのだけど、
温かい人柄が伝わってきて、幸せな雰囲気に包まれた素敵な
ライブでした!

黒岩静枝さんのブログ
http://suzie7200.blog14.fc2.com/
  1. 2010/06/16(水) 00:44:23|
  2. 聴いてる(ライブレポ他)
  3. | コメント:0

腰が入った!! その1

野口整体の先生の本などを読んでいると「動作は全て腰で
動くべし」みたいなことが書いてある。

お世話になっている整体の先生にも「腰でピアノが弾ける
といいね。」と言われたことがある。

しかし、腰で動く感覚が全くつかめないので、昨年は、まず
全身で動くということを意識してみた。

全身で動く、全身で見る、全身で聴く。

全身で見ることに関しては、面白い話があるので、また今度
書きます。


昨年、春は徐々に調子が良くなっていたのだが、冷房を使う
季節に入って、だるくなって腰も痛めてしまった。

整体のHJ先生いわく、「体が冷えて慢性の風邪のような状態
になっているので、冷房をやめられると良いのだけど。」
とのことだったが、冷房をやめると40度を超えてしまい
そうなスタジオなので、やめることができず、結局12月
までその状態を引きずってしまった。

それで結局、仕事面でも後手後手に回り、スタジオ家賃が
やばくなったのである(笑)。

そして1~4月、普段は1時間に限定しているパソコンを、
生徒募集のため、HPを作り替えるなど長時間使うはめになり、
またしても、超ウルトラスーパーだるくなってしまった。

前回の整体から一ヶ月近く空いたら、肘をはじめあちこち
痛いし、あまりにもだるくて、歩くのも歯をくいしばるので、
顎関節までおかしくなって、食事も不自由!

で、整体に行ってきました。
そこでは、何も言わずに横たわります。
「足でも肝臓でも、見ればわかるから、だまって寝なさい」
という感じです(笑)。

そして10分で終了。

足も、肘も、顎も治ってます。
翌朝は、ボクシングの試合をしようとする夢で目が覚めたので
きっと体の中でぐぐっと元気になってきているのでしょう(笑)。


前回来たときには膝が痛かったのだけど、これも終わってから
「そういえば最近膝が痛かったです。」と言ったら、
「あぁ、腰が硬かったからね」ということで膝は触りもしな
かったけれど治ってました。

でも・・・だるいのがとれない。


そして焦りつつも色々やった結果、凄いことが起きたのです!

つづく
  1. 2010/06/04(金) 13:44:31|
  2. 心と身体
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