Swingyの音楽日記

ジャズピアノの演奏・レッスンと、それに関わる身体動作について研究・練習していることなど

3年半前との聞き比べ (6/21追加修正)

この数年、色々と演奏フォームやを試行錯誤してきました。

まずは、再び手を傷めることのないようにというのを
一番に、そして拍感を出し、スイングして弾けるように、
さらに、重い鍵盤でも弾けるように、ということを考えて、
演奏フォームはもちろん、日常の動きも試行錯誤して
きましたが、ここからまた大きく変わりそうなので、
ここを一区切りとして、3年半前の演奏と見比べ、
聞き比べてみました。

よろしかったら、皆様もご一緒に~!

↓クリック
All The Things You Are(09年末の録画) 


All The Things You Are(13.06.12)


録画した機材は別々。
3年半前の演奏は、音が割れてしまって、
それだけでも聴きづらいですが、動きは硬く、
スイング感もキレも無いし、これをアップして
いたなんて冷や汗ものです。

でも、最新の録画の方も、3年たったら、
「よくこれをアップしたなあ」と思うんでしょうね。

体の動きについて、ずいぶん教わったり、研究
してきたけれど、原則だと思っていたことが、
実は違ったりして、まだまだ根本的なところから
揺さぶられることがたびたび。

心と体と切り離せないし、やる音楽によっても
色々だし、体の動きだけ取り出して、原則だとか、
正解だとか、決められないことも多いのかなとも
思うと、一層迷ってしまいます。

しかし面白いと思うこともたくさん!
いや、ほとんどいつも面白い(笑)

今後のテーマの一つは、力の集め方、集めどころ。
脱力が大事である一方、いつどこにどのように
力を集めるか、そして散らすのか。
より細かく研究してみたい。

もう一つは、イメージや感覚。
今までもイメージはずいぶん利用していたけれど、
そのあたり、脳の働きと、体の動きのつながりも
より細かく観察していったら面白いなと思います。

でも、もちろん、それ自体が目的ではなく、、、
ぜひとも日々素敵な演奏をして、3年後には、
いや、もう少し早く、たくさんのライブをご案内
したいと思います!


蛇足ながら
なぜ比較をしながら見てもらっているか。

まずは、自分のやっていることが良い方向に
行っているかどうかの確認。

フォーム、動きのこと、音をどう鳴らすか、メロディ
の歌い方、リズムの感じ方を中心にやっていて、
レパートリーを増やしたり、アドリブ用のフレーズ
を覚えたりということは ほとんどやっていない。

端的に言うと、増やすより、質を上げるということ。

結果、これだけ変わるんだなという のは自分でも
驚くほど。

なので、
ジャズを始めて10年20年経っているのに、いつ
までも教則本にしがみついている生徒に

「教則本に載っているフレーズやテンションを
使わなくても、他の角度から演奏をかっこよく
することができるよ。
逆に言うと、それらを使ったからと言って、それ
だけでかっこよくなるわけではないよ。

凝った音もいい。でもそれも、本の通りよりも、
自分で考えた音を思い切って弾いて、弾いて
弾き倒した方が、ずっとかっこよくなると思う。

いつまでも、本の通りやっているようでは、
どんどん「音楽」から遠ざかるんじゃないかな。

だから、いつまでも教則本にしがみついてないで

もっと工夫しなさい!
とっとと実践しなさい!

セッション行きなさい!
バンドに入ってライブしなさい!」

と言いたいわけです。
スポンサーサイト



  1. 2013/06/11(火) 02:17:55|
  2. 弾いてる(練習、ライブ、動画)
  3. | コメント:0