Swingyの音楽日記

ジャズピアノの演奏・レッスンと、それに関わる身体動作について研究・練習していることなど

自分の腕はどこからどこまで?(6/23補足)

調べてみたら、すでに3年も前のこと、
『音楽家のための身体操法講座』で、甲野善紀先生が、
「自分の腕は肘まで。肘から先は道具。」と言っていた。

どうやら、身体教育研究所の野口裕之先生の考えを
ヒントにしているらしいのだけれど、野口先生は、肘では
なく手首を境として、
「自分の腕は手首まで。手首の切断面もはっきり意識する。
そこから先は、熊手か何かついているものとしてごらん。」
と言っていた。

なので、僕は手首、肘にくわえて、
『腕が(付け根から)丸ごと道具』というのも含めて、
あれこれ試してみた。

2011年5月の日記『マジックハンド』 


また、一昨年の秋頃から、9ヶ月ほど、
アフリカの打楽器・ジャンベのレッスンを受けた。

このジャンベを叩くときの腕の動き、肩甲骨の動きが、
これまで、ほとんどやっていなかった動きで、衝撃を
受けた。
しかも、それは、ピアノにそのまま使える、というか、
使うべきだと直感した!

そうこうする中、今年の5月あたりから、肩が凄く緩んで
きたことが感じられるようになった。
骨と皮だけになってる感じすらする(笑)

でも、今まではつい力んでしまっていた動きが、
スムーズにできたりして、だんだん面白くなってきた!

6月に入り、つい先日、いつもの先生に整体を受けた
翌日、自然と腕の位置を変えたくなった。

肩における、腕のぶらさがる位置を、今までより、
やや外・やや前にしたくなった。
腕をだらんとしても、少し脇が空く感じ。

そういえば、10年くらい前、アレクサンダーテクニック
のレッスンでも、鎖骨から腕なんだよと教わり、よく
腕の位置も直されていたなあ。

自分でも体操をした後は、改善できるのだけど、
日常の動きでは、鎖骨が動いていなかったのだろう。
またすぐに戻ってしまっていた。

2013年4月の日記 『肋骨を緩めたら』 

でもようやく、日常の動きの中でも、腕を鎖骨から
動かせそうな感じ。
色々試しているととっても面白い!

とはいえ、腕のことばかり意識していると、
手足が連動せず、ぎくしゃくする。

その点、むしろ、足裏で床を感じ続けている方が
全身が連動する感じがあります。

もう少し詳しく書いた方がいいかな。

立っていると、足裏には体の重さで圧力がかかっている。
体が動くと、足裏で感じているその圧力も、位置だったり
量だったり、とにかく変化する。
それを感知し続けるということ。

いずれにしろ、この先も楽しみ!
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  1. 2014/06/21(土) 01:06:04|
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