練習日記、すっかりピアノの練習よりも、身体動作の研究の話が
多くなってしまいました。
なぜこんなに身体動作の研究をしているか?
もともとは、手首、肘、腰、首などを痛めてしまったからなのですが、
それほど痛みの出なくなった今でも夢中になってやっている訳は、
・また痛めないように。長く弾き続けられるように。
・まだ、いつでも元気いっぱい弾ける状態ではない。
ということもあるけれど、
・思い通りの演奏をするため。
・体のことがわかるのも凄く楽しいから。
ということも大いにあります。
上手い人というか、いつでもさっと素敵な演奏ができる人は、
やっぱりみんな見事に力が抜けていて、それでいて
ちゃんと音が届いてくる。
生徒を見ていても、よくわかる。
力んで弾いてしまうと、練習をしても、なかなか弾けるようにならない。
へたをすると、練習すればするほど力む癖をつけてしまい、
それは、過剰に緊張することにもつながるし、痛みにもつながる。
それは嫌ですよね。
弾きたいものが、弾きたいように、さっと弾けるようになって、
本番でも思ったとおり、感じたとおり、自由に伸び伸びと弾きたい。
そう思ったら、ピアノを弾くときだけ気をつけていても、
全然足りないと感じたのです。
たとえば、きれいな音が出したかったら、
弾くときにも、鍵盤の感触をよく味わうように丁寧に触れるとか、
スムーズに動くことなどが必要になるけれど、それはピアノを
弾くときだけ意識してもできることじゃない。
普段、何に触れる時だって、その感触を味わったり、スムーズに
動いていなければできないわけです。
心地よくスイングしたかったら、
やはり、これもピアノを弾くときだけじゃなく、
普段から心地よく動いている必要がある。
僕みたいに、心地よく動けていなかった人ならなおさら、
意識してそうしなければ、いつまでもできない。
ということで、この文章を入力しながらも、時々ですが、
ゆったり見たり、丁寧に手を動かしたり、呼吸や全身の様子を
感じたりしているのです。
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- 2014/11/27(木) 12:32:46|
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やさしくのびやかな歌声が素敵な 柴田夏乃さんと
『 のびろのびろ だいすきな木 』
作詞:加藤勇喜 作曲:アン・サリー
アン・サリーさんの『こころうた』に収録されている曲のカバーです。
「柴田夏乃さんのブログ」
- 2014/11/25(火) 14:15:08|
- 弾いてる(練習、ライブ、動画)
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手をこう動かす、足をこう動かすと、手順をきっちり決めるよりも、
もっと抽象的な言葉の方がうまくいくこともある。
とくに昔ながらの日本語に良いものが多そうだ。
たとえば、『足さばき』
はっきりした形や動かし方ではないが、そのかわり力加減や
スピード感、さらには心持ちまで含めてイメージできる。
さらに、実際の動きも見ることができれば、もうばっちりだ。
たとえばマイケル・ジャクソンのダンス
BEST DANCE MOVES - Top 10 / Michael Jackson
もちろん、同じようにはできないのだけれど。
- 2014/11/25(火) 11:04:50|
- 心と身体
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哺乳類の中なら、人類だけが二足歩行なのでしょうけれど、
鳥類も二足歩行ですね。
ダチョウなど、あんなに大きな体を、あんなに細い足で
支え、歩いています。しかも走るとかなり速いそうです。
「筋肉はその存在を忘れたときに、最も働く」野口三千三
ということは、鳥の足みたいなイメージでいいのかなと思い、
そうして歩いてみました。
すると、、、足をよりはっきり感じられる。
足の骨格、構造を少しずつだけれど、感じられるようになってきた。
なんだか手みたいだ。
そうそう、人間も猿だった時代は四ツ足だったわけで、
その構造が残っているのだそうだけれども、
足だと思うと、感覚が鈍いまま。
そこで、より鋭敏に感じるために、『四ツ手』のイメージを
持つことを試しています。
猿になるかも(笑)
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蛇足ながら
ピアノを弾くとき、たとえ足をほとんど動かすことが
ないとしても、足を使っていないわけではないのです。
そして、できればもっともっと有効に使いたいと思っています。
- 2014/11/23(日) 11:34:40|
- 心と身体
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「What's Your Rythm」という打楽器セッションに行ってきました。
ピアノもあるので、僕はほとんどピアノで参加しています。
曲は演奏せず、即興演奏。
今回は、「速い」「バラード」「シャッフル」「○○さん(がリードする)」
といったおおまかな方向は決めて演奏することになりました。
演奏中も、リーダー役の方が積極的にリードしてくれたおかげで
かなりやりやすくなりました。
楽しかった!
- 2014/11/16(日) 00:04:50|
- 弾いてる(即興パフォーマンス)
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小関勲先生の韓氏意拳講座に行ってきました。
韓氏意拳という拳法の動きを材料にしますが、指導
するのは、徹底して『いかに力まず動くか』ということ。
小関先生の講座はいつも少人数。
(といっても、まだ二回目参加ですが)
一つやるごとに、必ず全員と一対一で指導。
必ず全員が、より良い動きを感じられるまで丁寧に
付き合ってくれる。そこが特に素晴らしいです。
講座では、特に腕を握られた状態から動くのが慣れず、
小関先生の1/100も体を機能させられていないような
気がしたけれど、先生の話を思い起こしてみれば、
ここ2~3年やってきた力の抜き方、腕の動かし方は
間違っていないことを確認できたので、その点はとても
ほっとしました。
今日からまた楽しく研究&実践できます。
小関アスリートバランス研究所 今回はこちらの主催。
身体動作について、とても面白い研究をしている
方々の講座が開かれています。
http://tcacademy.blog97.fc2.com/
- 2014/11/02(日) 01:27:01|
- 心と身体
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