Swingyの音楽日記

ジャズピアノの演奏・レッスンと、それに関わる身体動作について研究・練習していることなど

『開口一番』最終回!

昨夜は、10年続いた言葉のオープンマイクイベント 『開口一番』 最終回!
様々な表現に出会ったこのイベントでしたが、この日はのっけから、パフォーマーの熱くまっすぐな思いに、打たれ撃たれて、ぐっと来てしまいました。

朗読が叫びに変わり、さらにそれが僕等の演奏に乗って歌になった時、まさにミュージシャン冥利につきる、至福のひと時を味わいました。ずっと参加してきて、ほんとに良かったです!

思えばほんとうに、多くの刺激を受けてきました。終了後も多くの皆さんから、「またご一緒しましょう!」と声をかけていただけて、中には具体的なライブのご依頼もいただけましたし、このご縁はこれから色々な形で発展していくんだなと感じられました。

僕からも声をかけさせていただくことがあるかと思います。
これまでご一緒してきた皆様、どうもありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします!

メリーアンドリュー ぽんちゃん 開口一番セッション
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  1. 2015/12/29(火) 13:53:56|
  2. 弾いてる(即興パフォーマンス)
  3. | コメント:0

レコード

その昔レコードを聴いていたころは、もっと音楽を身体で
味わえていた気がして、高校生の頃以来、久々に入手した
レコードプレーヤー。

久しぶりに聴くアナログの音にびっくり。
こんなに柔らかく、こんなに重たかったっけ。
アンプとスピーカーはいつものままなのに。
そうだったかもしれないなあ。

・・・と思ったら、、、
レコードプレーヤーのカートリッジによってアンプの設定を
変えなければならないことを知らなかった(汗)

アンプにCARTIDE  MC MM(写真参照)
アンプの設定

と書いてあったので、その設定をMCからMMに変えたら、
シャララーンと高音シャリシャリな音に(笑)
調べてみると僕のプレーヤーはVM型で、MM型に準じるものだと。

「カートリッジの基本的な話」
http://recordmap.com/%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%…/
「あれ、きれいだけど、なんだかCDみたい。」
と感じて、丁寧に聞き比べてみた。

CDの方が、ノイズが少なく、透明感がある。
パッと耳につきやすいキラキラした音。
でもどの楽器も似たような音色で平板な感じ。

レコードは、やはりノイズが入いる。
はっきりプチといわなくても、何かずっと鳴ってそう。
でも一つ一つの楽器の音に存在感があって、立体的。

ま、そういうことはレコードで持っていたアルバムを
CDで買いなおした時(Off Course 「I Love You」他)、
その平板で浅い音に衝撃を受けたのに、そのまま
20年以上、煩悶していたのでありました。

レコード1

比較の続き

CDの方は音程以外の部分が抜け落ちている感じがする。
その結果なのか、あまり音程に関係のない、
ドラムの違いが著しい。
大間さんのドラムがとっても気持ちがいい。
この違いが身体で聴ける、聴けないの違いになっていた
のかもしれないと思うくらいに違いました。

ONKYOのアンプ A-927 がはじめて
その本領(のごく一部かもしれないが)を発揮
してくれています。

もう一つ気がついたのは、レコードの方は、良い音と
感じるリスニングポイントが狭い。
ちょっと動いただけで全然音が違ってしまいます。

山下達郎「Come Along 2 」
こちらはたくさんの楽器がにぎやかに鳴っていますが、
それらがぶつからずにとっても楽しく聴けます。
やっぱりリズムが立っていてとっても気持ちいい。
身体で聴ける♪
レコード2


ドラムは入ってないけど、キースジャレットの
「Solo Concerts」などもレコードで聴いてみたいな。

  1. 2015/12/19(土) 11:55:19|
  2. 聴いてる(ライブレポ他)
  3. | コメント:0

祝・「うたうたバスターズ」初ステージ!


昨年結成されて、僕が入ったのは今年になってからだったか、、、ヴォーカルアンサンブルをやりはじめました。
今回で15回目になるという、柴田夏乃さん主催の特別養護老人ホームでの「心のふるさとコンサート」。
子供たちの歌と、このアンサンブルと、さらに、フルートと僕のピアノでのジャズまで、いろいろな編成で演奏させていただきました。
ほとんどの方が車椅子に乗っていて、動きは不自由そうでしたが、童謡など、ご存知の曲は一緒に歌っていただけて、楽しんでいただけたようなので、何よりです。
そして、仲間達とステージに立つって、やっぱりいいね!
緊張はぐっと減って、楽しみはぐっと増える。

sawayaka2015-2◎40
  1. 2015/12/15(火) 23:09:19|
  2. 弾いてる(練習、ライブ、動画)
  3. | コメント:0

本人は気づかない

ある男性の生徒さん
毎回、一時間のレッスン中に、何十回も「難しい」と言う。

そこで、「そんなに難しい難しいと言っているのは、
自分に暗示をかけているようなものだよ」と言ってみた。

すると次のレッスンの時、
「レッスンの録音を改めて聞いてみたら、
僕、ほんとに難しい難しいって言ってますね。
自分では全然気がつきませんでした。」と。

毎回、あんなに何度も自分で言っているのに。
しかも、毎回レッスンを録音して、これまでだって
聞いていたはずなのに。不思議だ(笑)。

そしてその日のレッスンにて、
コードが難しく弾けないというので、場所を区切って
そこだけを1分間で覚えてもらった。
1分間で完全に覚え切って、すらすら弾けている
にも関わらず、
「ね、弾けたでしょ。」と言っても、
「う~ん」と口ごもっている。

こんなことを言っていいのか微妙だが、思い切って
「できることを認めたくないんですね~」と言ってみた。

そしたら、そこは素直に認めて、
「何かそういう、できることを否定したい気持ちが
あるのかもしれませんねぇ」と言っていた。

さぁ、これからどのようになっていくだろうか。
  1. 2015/12/02(水) 15:28:54|
  2. 教えてる(教室)
  3. | コメント:0