◆避雷針になる
少し前の日記で、「力は入れるというより、集めると考える
と良いのではないか」と書きました。
「集める」の反対は「散らす」かな?
ほおづえをついていた時、なんだか窮屈に感じた。
重さを感じているから、散らすというより、下に受け流す
感じがいいかなと思い、重さを下に受け流すようにしてみた。
するとすごく軽いというか楽になった。
重さの避雷針なるようなイメージです。
身体の重さを受け流せたら、心の重荷も受け流せるように
なるかな??
◆しっぽがある
避雷針といえば、東京タワー。あれは四点で立つが、
形としては三角なイメージ(四角錐って言うのかな)。
立つとき、二つの足で立つより、もう一本増やして、
3点の方が安定するだろうと考え、「しっぽがある」
とイメージしてみた。
うん、いいじゃん。
尾骨を意識するだけでも変わる。
尾骨をシーソーの真ん中の支点のようにして動くと全身
とてもスムーズだ。
以前テレビでみた、南国の、素手で田んぼを耕すなど
していた人の屈んだときの動きが目に焼き付いている。
あれが理想だ。
ネットで調べたら、骨盤ベルトの宣伝に「人は、仙腸関節
が支点、尾骨がバランサーとなって直立歩行できます。」
と出ておりました。
尾骨は支点より外か。
まぁ、いいや。いままで意識していなかったところを
意識するというのは、新たな発見や変化があり、とても
面白いものだ。
そうして尾骨を意識しつつ歩いてみたら、骨盤の中が
なんだかうねうねと動いていることに気がついた。
今まで全然感じていなかったな。
そして股関節の動きも感じられた。
「あれ? 右と左と全然違う動きをしている!!」
前から開き具合が違うことは分かっていたし、子供の
頃、ローラースケートは左足で立てないから、いつも
左足だけで蹴ったりしてたけどこんなにも違う動きを
していたなんて、全然気がつかなかった!
右は前後に動いているが、左は回転するように動いて
いる!
だから、左腕も自然には動かないんだな・・・。
とりあえず、股関節の動きを感じながら歩いた。
その日だったか、後日だったか。
横断歩道で信号待ちをしていた時、すごく安定して
立っていることに気がついた。
これまでの人生で最も安定して立っているかと思うほどだ。
一人で感動していた(笑)
さらに、首の動きがとてもなめらかになったようだ。
これまたびっくり!
そして長谷川先生の整体の時に、「しっぽがあると
意識したらうんぬん」と話をしたら
先生「その後、まだ左右の股関節の動きに違いを感じる?」
僕「そういえば感じなくなりましたね。」
先生「そうでしょう。いつもよりずっと整ってますよ。
そうやって時々でも意識してやると自然と整う部分も
あるんだよね。」
僕「なるほど~!」
◆重心の話
長谷川先生に質問をした。
「少し前に、『重心が一つ(腰椎2番から3番に)下がり
ましたね。』との話があったのですが、重心は下が良い
のでしょうか?」
「一人一人の個性として、どこにあっても良いのだけど、
腰椎3番は、肋骨にも、骨盤にも挟まれないで、元々
動きやすい骨なので、そこを動きの中心として使えると
良いんですよ。」とのことでした。
◆手足の動き
動きも色々試した。
足は、肩から動かし、手は腰から動かしてみた。
泳ぐとき、それぞれ別々に試したら、凄く良かった。
足を動かそうとして足を動かすと、上半身がとても
硬くなってしまうのに対して、肩から足を動かすと
上半身がとても柔らかく動く。
う~ん、大発見(笑)
前回書いた、腕の張りとか反りとかを日常で意識する
ようになって以来、意識しないと動かなかった左手も
割と自然と動くようになってきた。
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