マウンテンバイクで、かなり前傾するのだが、
正面を見るために顔を上げると、どうも首が力ん
でしまう。
どうやって顔を上げたら力まないですむだろうか?
直接、頭を動かそうとはしないようにしたらどう
だろう?
誰かに引っ張られているような感じでどうかな?
色々試して、背骨の一番上に、井戸水をくみ上げ
るときのような、滑車とロープをイメージして
動かしてみたら、とても良い感じになった。
力む時はどうなってるか、検証してみると、背中
側から前に押して、胸を突き出すようにしつつ、
顔を上げていたようだ。
今までより、ずっと楽に顔が上がり、そして顔の
上げ下げをすることによって、首がとってもすっ
きりする。
ということは、今まで顔の上げ方を知らなかった
んだ!
だから顔を上げてるだけで疲れて、下を向きたく
なったのかなあ?
15年前から、あらゆるボディ・ワークをして体
の動きを学び、研究実践してきたのに!?
うれしさとショックの両方だ。
15年やってきたとはいっても、つい4~5年前まで、
横を向くだけで首が攣ったりしていたのだが(笑)
これを発展させ、背骨を一つずつ動かして、その
周辺の筋肉をほぐす体操を考えた。
背骨を一つずつ動かすのが、とても苦手だったが
これをやっていると「一つ一つ」がわかってきた。
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■首と背中をほぐす体操の動画(クリック)■
背骨一つ一つの動きが感じられなかったら、そう
いう気持ちだけでもいいですし、あるいは、首の
辺りだけを3方向にやるのでも、充分首がほぐれ
ます。
僕がやってみての効果は、首、背中が楽になり、
呼吸が深くなり、声も深く良く響くようになり
ました。
また、2~3週間続いていた咳がピタっと止まり
ました。(2012年10月ごろ)
今まで、ボディワークの先生に教わった顔の上げ
方で覚えているもの
・視線を少しずつ動かしながら、それに顔がつい
ていく。
・鼻先から動く。
というものがあります。
それらとの違いは、腰の辺りでロープを下に引っ
張ると、体の中心部まで意識出来るし、重心も下
がるということが挙げられます。
体の中の筋肉などの動きも感じられれば、さらに
良いかと思います。(筋肉を動かそうとはしない)
主に首の体操なので、背中をほぐすにはまた別の
体操をやるといいかもしれませんが、それはまた
別の機会に。
背中をほぐすには弱いせいか、この体操を整体の
先生に披露しましたが、反応芳しくありませんで
した(笑)。
先生のお勧めは、背骨を波打つようにくねくねと
動かすやり方のようです。
僕は自分のをやった後で、波打つ動きもやったり
しています。
人体の骨格 模型の写真
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こうして顔の上げ方から、体操に発展していった
ことで、また頭部の動きについて、いろいろ考え
ていたら、また新たな気づきがあって、しかも、
もっとずっと大きな効果があったのです!
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7/22補足
最近は背骨の脇にロープをイメージするのではなく、
背骨にキャタピラーがついていると想定してやっています。
するとより一つ一つの背骨の動きが感じられます。
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