毎回、一時間のレッスン中に、何十回も「難しい」と言う。
そこで、「そんなに難しい難しいと言っているのは、
自分に暗示をかけているようなものだよ」と言ってみた。
すると次のレッスンの時、
「レッスンの録音を改めて聞いてみたら、
僕、ほんとに難しい難しいって言ってますね。
自分では全然気がつきませんでした。」と。
毎回、あんなに何度も自分で言っているのに。
しかも、毎回レッスンを録音して、これまでだって
聞いていたはずなのに。不思議だ(笑)。
そしてその日のレッスンにて、
コードが難しく弾けないというので、場所を区切って
そこだけを1分間で覚えてもらった。
1分間で完全に覚え切って、すらすら弾けている
にも関わらず、
「ね、弾けたでしょ。」と言っても、
「う~ん」と口ごもっている。
こんなことを言っていいのか微妙だが、思い切って
「できることを認めたくないんですね~」と言ってみた。
そしたら、そこは素直に認めて、
「何かそういう、できることを否定したい気持ちが
あるのかもしれませんねぇ」と言っていた。
さぁ、これからどのようになっていくだろうか。
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