Swingyの音楽日記

ジャズピアノの演奏・レッスンと、それに関わる身体動作について研究・練習していることなど

レコード

その昔レコードを聴いていたころは、もっと音楽を身体で
味わえていた気がして、高校生の頃以来、久々に入手した
レコードプレーヤー。

久しぶりに聴くアナログの音にびっくり。
こんなに柔らかく、こんなに重たかったっけ。
アンプとスピーカーはいつものままなのに。
そうだったかもしれないなあ。

・・・と思ったら、、、
レコードプレーヤーのカートリッジによってアンプの設定を
変えなければならないことを知らなかった(汗)

アンプにCARTIDE  MC MM(写真参照)
アンプの設定

と書いてあったので、その設定をMCからMMに変えたら、
シャララーンと高音シャリシャリな音に(笑)
調べてみると僕のプレーヤーはVM型で、MM型に準じるものだと。

「カートリッジの基本的な話」
http://recordmap.com/%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%…/
「あれ、きれいだけど、なんだかCDみたい。」
と感じて、丁寧に聞き比べてみた。

CDの方が、ノイズが少なく、透明感がある。
パッと耳につきやすいキラキラした音。
でもどの楽器も似たような音色で平板な感じ。

レコードは、やはりノイズが入いる。
はっきりプチといわなくても、何かずっと鳴ってそう。
でも一つ一つの楽器の音に存在感があって、立体的。

ま、そういうことはレコードで持っていたアルバムを
CDで買いなおした時(Off Course 「I Love You」他)、
その平板で浅い音に衝撃を受けたのに、そのまま
20年以上、煩悶していたのでありました。

レコード1

比較の続き

CDの方は音程以外の部分が抜け落ちている感じがする。
その結果なのか、あまり音程に関係のない、
ドラムの違いが著しい。
大間さんのドラムがとっても気持ちがいい。
この違いが身体で聴ける、聴けないの違いになっていた
のかもしれないと思うくらいに違いました。

ONKYOのアンプ A-927 がはじめて
その本領(のごく一部かもしれないが)を発揮
してくれています。

もう一つ気がついたのは、レコードの方は、良い音と
感じるリスニングポイントが狭い。
ちょっと動いただけで全然音が違ってしまいます。

山下達郎「Come Along 2 」
こちらはたくさんの楽器がにぎやかに鳴っていますが、
それらがぶつからずにとっても楽しく聴けます。
やっぱりリズムが立っていてとっても気持ちいい。
身体で聴ける♪
レコード2


ドラムは入ってないけど、キースジャレットの
「Solo Concerts」などもレコードで聴いてみたいな。

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  1. 2015/12/19(土) 11:55:19|
  2. 聴いてる(ライブレポ他)
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