「ドラムをやってみて」
僕のレッスンでは、ほぼ全員にドラムもやっていただいている。
ある時、ジャズ研に入っている大学生が、
「この前、はじめてセッションでドラムをやってみたんですけど、
そうしたら、ピアノを弾いている人の音を聴くのがすごく新鮮
でしたし、その後、自分がピアノを弾いたときにも、いつもと
音が違ってきこえました。」
との報告をいただいて、とてもうれしかったです。
「ベースをやってみて」
たまにベースをやっていただくこともある。
すると、いかに大変な楽器であるか、すぐにわかる。
まず、どこが「ド」かわからない。
しっかり押さえてしっかり弾かないと音が出ない。
そして、すぐに手が痛くなる。
5分と持たずに音を上げることがほとんど。
10分もやったらマメができ、皮がむけ、、、
「ベースってこんなに大変な楽器だったんですね。
ベーシストってスゴイですね!」となります。
そういう体験をした後で、ベーシストと一緒にやると
ベースの音も良く聞こえますし、ベーシストのことも
尊重することができ、スムーズな共演ができることと
思います。
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