上達のコツについて・1

 「上達のコツ」

あると思いますか?

 

コツなんてないという人もいますが、僕は長年練習したり、レッスンしたりする中で、上達のコツはあると確信しています。

 

生徒さんを見ていて、とにかくたくさん練習しさえすれば、上手くなると思っている人も結構いるみたいです。確かによほどの天才でない限り、練習は必要だと思います。天才と呼ばれる人でも、大変な努力をした人がほとんどでしょう。

 

コツというものが、何でも一瞬でできるようになる方法ということだったら無いとも言えるでしょうけれども、より速くより確実に上達する方法ということなら間違いなくありますよ。

 

一言のアドバイスでグッと良くなることもありますが、そうでなくても、覚えるべきことが多かったり、音やリズムを間違ってしまうことの多い初歩のうちは特に練習の仕方にコツがあります。

 

ただ、そのコツどおりやることが楽かどうかは別でして、ココが曲者なんですね。

 

なぜかというと、「新しいやり方」より「慣れたやり方」の方が楽だからです。ピアノ経験のある人にとっては、一層そうかもしれません。

 

おそらく新しいやり方で15分練習するより、慣れたやり方で60分練習する方がストレスなくできるのだと思います。まして人から言われたやり方ではなおさらストレスになりそうですね。ですから、すぐに慣れたやり方に戻りたくなります。


60
分かかっても、弾くことが楽しく、上達できるのなら、その方がいいかもしれません。でもやり方によっては、やってもやっても上達しなかったり、あるいはやればやるほど下手になることもあります。上達に興味が無いなら、それでも良いのですが、僕のところに習いに来るということは上達したいのだと思っていますから、生徒が同じ間違いをくりかえしていたりすると、どんな練習をしているか聞いてみたり、僕がより良いと考えるやり方をやっていただくことがあります。


※ ここで「練習」というのは一人で練習することを想定しています。

(つづく)

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プロフィール

 Swingy / 外山浩之

ジャズピアノを中心に演奏・指導・作曲をしているSwingyです。音楽する身体についても研究中。

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