眼、耳、指、声など、色々な感覚を使うことで、それらがセーフティーネットとなるという話をしましたが、他にも新しいやり方に挑戦するメリットがあります。
開発し尽くされた能力はもう伸びないけれど、使っていなかった能力はまだ伸びしろがあるということです。
ずっとスポーツをしている人は、60歳の時に100mを13秒で走れていても、70歳になれば、13秒では走れなくなっているでしょう。
けれども、ずっとスポーツをしていなかった人は、60歳の時100mを20秒かかっていたとしても、それから身体を痛めないように上手にトレーニングしていけば、70歳の時には18秒とか17秒で走れるようになる可能性が十分にあると思います。
頭も、身体も、五感も若い頃よりは衰えますが、ほとんど使ってこなかった能力がもしあれば、それは十分伸びると思います。
僕自身、触覚や、脱力する際の体内感覚などで実感しています。
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