Swingyの音楽日記

ジャズピアノの演奏・レッスンと、それに関わる身体動作について研究・練習していることなど

よく「理論の知識が無い」とか「指が速く動かない」とか・・・

よく、アドリブが全くできない人が、
「理論を知らないから」とか、
「指が速く動かないから」
といったことを理由にあげたりするのですが、
どちらもはじめはほとんど必要ないと思います。

むしろ、理論を知っていると考えすぎてしまって、
逆に弾けなくなります。

指が速く動く人は、速いフレーズをたくさん弾いてきているので、
アドリブでも速いフレーズを弾かなきゃいけないような気がして
これまたどう弾いていいかわからなくなってしまいます。

知識は十分使いこなせる範囲で少しだけ。
コードだったらCがドミソ Fがファラド、Gがソシレで十分。
それしか出てこない曲からやりましょう。

指も1本だけ使うくらいのところから。
Cの時にドドドーとか。

赤ちゃんが最初に「ママ」とか「まんま」とかを覚えるように、
シンプルなフレーズを一つ、また一つと覚えたり作ったり
するようにしたらアドリブもそんなに手強くないですよ。

いきなりかっこいいものをやろうとしないこと。
まずは0を1にしましょう。
0が1になったら喜びましょう!

その先も、一つ知識を得るごとに、
それをしっかり使いこなしてから次に進むようにして、
知っているけれど使えない知識が積み上がって
しまわないようにしましょう。

(追記)
どんな練習も、
ぎりぎりできるところで終わらないで、
楽々できるまでやること。
目を閉じて鼻歌まじりに弾けるくらいまで。
それが永遠にできそうもないものだとしたら、
それは難しすぎるものに手を出しているということ。



参考:Swingyの「動画deレッスン」
http://jazzpiano-hikouyo.com/douga-lesson/index.html
アドリブの第一歩のための動画があります。
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  1. 2023/01/18(水) 21:36:28|
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