よく、アドリブが全くできない人が、
「理論を知らないから」とか、
「指が速く動かないから」
といったことを理由にあげたりするのですが、
どちらもはじめはほとんど必要ないと思います。
むしろ、理論を知っていると考えすぎてしまって、
逆に弾けなくなります。
指が速く動く人は、速いフレーズをたくさん弾いてきているので、
アドリブでも速いフレーズを弾かなきゃいけないような気がして
これまたどう弾いていいかわからなくなってしまいます。
知識は十分使いこなせる範囲で少しだけ。
コードだったらCがドミソ Fがファラド、Gがソシレで十分。
それしか出てこない曲からやりましょう。
指も1本だけ使うくらいのところから。
Cの時にドドドーとか。
赤ちゃんが最初に「ママ」とか「まんま」とかを覚えるように、
シンプルなフレーズを一つ、また一つと覚えたり作ったり
するようにしたらアドリブもそんなに手強くないですよ。
いきなりかっこいいものをやろうとしないこと。
まずは0を1にしましょう。
0が1になったら喜びましょう!
その先も、一つ知識を得るごとに、
それをしっかり使いこなしてから次に進むようにして、
知っているけれど使えない知識が積み上がって
しまわないようにしましょう。
(追記)
どんな練習も、
ぎりぎりできるところで終わらないで、
楽々できるまでやること。
目を閉じて鼻歌まじりに弾けるくらいまで。
それが永遠にできそうもないものだとしたら、
それは難しすぎるものに手を出しているということ。
参考:Swingyの「動画deレッスン」
アドリブの第一歩のための動画があります。
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