整体のHJ先生のところに行ってきました。
Swingy「いつもより反って伸びをしたら、腰椎のどこかが、ゴクンと
入って、それからすごく元気になったというか、テンションあがっ
ちゃいました!」
先生「5番かな。」
Swingy「唾液も凄く出てるんです。」
先生「じゃ、4番ですね。」
Swingy「最近ずれて、それがまた入ったんでしょうか?
それとも、以前からずれていたんでしょうか?」
先生「以前から多少出てましたね。それがリミットになったところで、
自然にいつもと違った形で伸びをしたくなったのかもしれませんね。」
Swingyの心の内
(そんなに甘くないですよぉ。一生懸命腰を作ろうとしていたから
入ったんです! そういうことにしといて下さい(笑)
もちろん先生が、その緩めるか何かしておいて下さったおかげも大きい
と思いますが)
先生「(背中を触りながら)腰椎以外も、お体が全然違ってきてますよ。」
Swingy「そうでしょうね~。自分でも全然違う感じです(笑)」
「体にも、心にも芯ができたような感じがするんですよ。」
先生「重心が下がったんですよ。集中力も続くし、瞑想も深まりますよ。」
ほ~、ぜひぜひそうありたい!
ところで、先生が、始めに5番でしょとおっしゃったということは、
5番も抜けてるってこと?
まだ入いる骨があって、もっと元気になれちゃうのかな??
楽しみだなぁ~!
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さらに2週間後、整体の時
先生「ずいぶん良いお体になってますね。Swingyさんくらいの年の
方に言うのはどうかと思うけど、若返りましたよ。」
Swingy「良かったです。もう70歳代の体なんじゃないかと
思ってたんで(笑)。」
先生「そんな(笑)。治りも早くなりますよ。」
Swingy「それはものすごくうれしいです!!」
(今まで、どこを痛めても治りが極端に遅かった。医者が1週間
といえば半年、半年と言えば10年かかった。)
先生「はい、今日はこれでよろしゅうございます。」
Swingy「どうもありがとうございました。こうしてまだ元気になる
可能性があることが分かっただけでも、本当によかったです。」
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今回ずっとテーマになっている腰椎4番と、「その1」で書いた
胸椎11番について、手持ちの本を色々調べてみました。
「食、性、睡眠」という本能に大変深く関わる骨だそうです。
<参考図書>
『呼吸入門』 齋藤孝
「教育の根幹は息にあり。」
心をぶらさないためには、まず体をぶらさないことが必要なのです。
かつて日本にあった肚(ハラ)と腰の文化が、今、消えかかっている。
腰と肚の構えがしっかりすることで、肉体に力強さがみなぎり、
落ち着いてどっしりとした動きができる。
これは一つの身体的「技」であり、反復練習によって、身につけ
られるものです。
この腰や肚の据わった状態というのは、肚で深い息をすることに
よって可能になります。
腰肚文化を支えていたのは紛れもなく呼吸力なのです。
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『日本人力』 河野智聖 BABジャパン
日本人は、腰椎4番が大本の焦点です。4番は骨盤に関係します。
この乙盤に焦点が集まる状態を、日本人は「腰を入れる」とか
「丹田におとす」という表現で表していたのです。
腰椎4番に焦点を持ったままイスに座ると、腰が抜けて身体が
たるむのです。
それに対して床に正座をすると、身体が引き締まってきます。
西洋の人はイスに座ると腰が伸びるのですが、日本人はイスに
座ると腰が丸くなってしまうのです。
食事とのからみでいえば、最初から食べ過ぎの体勢になっています
から、いくらでも食べてしまいます。私の家庭では、食事は正座
です。
子供達の好きなこと、例えば、テレビでも、ゲームでも、腰が
入っているうちはOK.腰が落ちたら終わりと決めています。
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『骨盤にきく』~気持ちよく眠り 集中力を高める整体入門
片山洋次郎 文春文庫
人間の本質的な集中力は骨盤から生まれます。頭がどう働くかは
骨盤の状態によって決まってしまうからです。
腰椎4番に弾力がつくと、骨盤から生まれる集中力が高まるうえ、
睡眠も深くなります。
毎日三時間の睡眠で平気というナポレオンのような人の腰を見ると、
みな腰椎四番に弾力があって力強く、骨盤上部が縮みやすい。
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『体運動の構造 二巻』 野口晴哉 全生社
<性>
胸椎11番さえしっかりしていれば、男は男らしく、女は女らしく
なる。
<食>
私は胸椎11番にあまり異常がないので、1週間食べなくても
平気なのです。しかしここの可動性が鈍い人は、1食抜いても
目が回る。
<老化>
腰椎の4番が左右どちらかに、歪みだしたら衰えの始まりです。
本当に衰えてくると、中にうずくまるように引っ込んで力がない。
さらにそれが衰えきると明瞭にとがって飛び出してくる。
腰椎4番というのは、大変興味のある処で、普通、弾力があって
出ているうちは、力のあることを示す。曲がる、引っ込む、
尖ってくる、そういう3段階があります。
<3番は自信、4番は行動>
3番がちゃんとしていて、自信があっても、4番が歪んでくると、
行動できないのです。4番が過敏なら自信がなくてもやってしまう。
明日になれば必ずやるといって、当日になってもできないという
のは、多くの場合、4番の動きの悪い場合であります。
しかし、4番の正常な人ほど残酷です。自分が耐えられるので、
人も耐えられると思ってしまうのです。
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