Swingyの音楽日記

ジャズピアノの演奏・レッスンと、それに関わる身体動作について研究・練習していることなど

ドラム・サークル

ドラム・サークルに参加しました!

15年くらい前に、江古田にあった小さなアフリカ雑貨屋
さんで、かっぷくの良いアフリカの方の主宰で行われた会
に参加して以来のことです。

今回は、日本人の若い女性の企画。遅刻して会場に着くと、
もうドンジャカにぎやかな音がしています。入って受付を
すませ、みんなのいる方を見ると、いくつか空いている席
には、それぞれ打楽器が一つずつ用意されていました。
僕は見慣れた、タンバリンらしき楽器とマレットが置いて
ある席へ。

ざっと見回すと、普段楽器は全く触れてなさそうな方から、
かなりの手練れと思われる方まで、老若男女、色々な方が
いらっしゃいます。

ドンドンドンドンという大きな祭り太鼓みたいな低く
力強い音を支えにみんなが色んなリズムを好きなように
叩いているようです。

僕が手にしたタンバリンらしき楽器は、チャリチャリが
ついていなくて親指を入れる穴もついていません。
アイリッシュ・ミュージックで使われているやつかなぁ。

足の上に置いてマレットで叩こう。
一本のマレットなので、細かい動きはできないけど、
ドンドンに重ねるのも面白くないので、4拍目あたりに
入れたように記憶しています。

数分したところで、リーダー(ファシリテーターという
らしい)が4,3,2,1とカウントしてみんなでドンと
一発合わせて終わり!

そしてほとんど間を置かず、ファシリテーターが
「お好きにどうぞ!!」と叫んで、またみんなで叩き
始めました。

今度は、みんな体が温まり、気持ちも慣れたのか、全体
としては似ていても、明らかにノリがいい。
それを聴いてサンバっぽく感じたので僕は4裏と1表を
叩きました。

途中よっぽどリズムを変えようかなと思ったりもしたん
だけど、そのままグルーブにのっかった方が気持ちいい
んじゃないかと思ってそのまま続けてました。
そしてまた10分くらいして一端終了。

今度はドとかレとか、叩くと音程の出る筒が登場。
いくつかのグループにわけてフレーズを重ねて、
ちょっとしたミニマルミュージックのできあがり!
面白いですね!

それを終え、またもとの打楽器に戻ってまたスタート
さっきまでは、ドン、ドン、とシンプルに叩いていた
低音担当の人が、裏拍も加えたりして、2回目のとき
以上のグルーヴ!

しかし聴いていると、楽器初めての人はだいたい
一拍目だけを叩いて、慣れてる人は、ジャンベとかで、
チャカポコチャカポコと細かいリズムを叩いていて、
2拍4拍が全然ないんだなぁ。

30年前手拍子と言えば1拍3拍だったものが、
今、僕より若い人の手拍子はみんな2拍4拍になって
いるけれど、意外と染みついてはいないのかも。

というわけで、このセット、僕は2拍4拍を担当して
みました。めっちゃ目立つ・・・緊張してきた(笑)
ずれそう。あ、今、ずれたかな?
という状態になってしまったので、目を閉じました。

目を閉じると、みんなの音がくっきりと聞こえ、
自分の音もみんなの音の一つとして聞こえます。
なんだか音が見えてくる感じです。スキューバー
ダイビング未経験ですが、まるで、海に潜って
きれいな魚を魚を見ているかのように音がキラキラ
と見えてきます。

あとはこの大きなうねりに身をゆだねるだけ。
もうずれそうな感じは全くないし、自分が叩いて
いる感覚さえ消えていきます。

気持ちイイ!!

皆さんにもお薦めしまーす!(最下段にリンク)

僕のグループレッスンにも取り入れよう!

ピアノは目を閉じて演奏するのがとても難しい楽器。
それはそのままリラックスしてノリに身をゆだねて
あるいはイメージの世界に入って演奏することが
難しいということにつながるのだろうと思います。

ですので、練習の中で意識的に目を閉じて弾く時間
を作ります。

ピアノを弾く方、どんな簡単なことでもいいので、
ぜひお試しあれ。


*Happy Drumcircle*
~今回のファシリテーターkifumiさんのブログにも
レポートがあります。写真もたくさん!
  ↓  ↓
http://ameblo.jp/drumcircle/
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  1. 2010/10/23(土) 12:41:32|
  2. 聴いてる(ライブレポ他)
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